芦ノ牧温泉(読み)アシノマキオンセン

デジタル大辞泉 「芦ノ牧温泉」の意味・読み・例文・類語

あしのまき‐おんせん〔‐ヲンセン〕【芦ノ牧温泉】

福島県会津若松市南部の温泉泉質単純温泉塩化物泉

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「芦ノ牧温泉」の意味・わかりやすい解説

芦ノ牧温泉
あしノまきおんせん

福島県西部,会津若松市の南西部にある温泉。泉質は硫酸塩泉泉温は 50~60℃前後。温泉は大川の段丘上にある。古くからの湯治場で,宿泊施設が充実日光街道 (国道 118号線) ,会津鉄道に沿い,会津若松市の奥座敷として発展した。大川羽鳥県立自然公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「芦ノ牧温泉」の意味・わかりやすい解説

芦ノ牧温泉
あしのまきおんせん

福島県西部、会津若松市南部にある温泉。大川羽鳥県立自然公園の一部江戸時代には湯治場であったが、第二次世界大戦後、国道121号の改良旅館も増え、東山(ひがしやま)温泉と並ぶ温泉場となった。泉質は硫酸塩泉。大川の断層破砕帯にあり、渓谷美に優れ、近くに釣り場などもある。会津鉄道が通じる。

原田 榮]

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