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デジタル大辞泉
「荒城の月」の意味・読み・例文・類語
こうじょうのつき〔クワウジヤウのつき〕【荒城の月】
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荒城の月
こうじょうのつき
唱歌の曲名。土井晩翠(つちいばんすい)作詞、滝廉太郎(れんたろう)作曲。1901年(明治34)3月刊の『中学唱歌』(東京音楽学校発行)に初めて掲載された。「荒城」については、土井は仙台の青葉城ないし会津若松の鶴ヶ城(つるがじょう)を想定したが、滝は少年期を過ごした大分県竹田の岡城や富山県の富山城にイメージを求めたという。短調のゆったりした曲調になっており、海外にまで知られた日本の名曲の一つである。なお『中学唱歌』には、滝の作曲になる『箱根八里』(鳥居忱(まこと)作詞)も収められている。
[倉田喜弘]
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荒城の月
大分県竹田市の名物菓子。砂糖、白豆、卵黄を原料とした黄身餡を砂糖、寒天、卵白を原料とした淡雪羹で包んだ生菓子。
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こうじょうのつき【荒城の月】
大分の麦焼酎。酒名は、大分出身の作曲家・滝廉太郎の作品にちなみ命名。原料は麦、麦麹。アルコール度数20%、25%。蔵元の「丹誠酒類」は明治期創業。清酒「丹誠」の醸造元。所在地は豊後大野市緒方町下自在。
出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報