萵苣木(読み)ちしゃのき

精選版 日本国語大辞典 「萵苣木」の意味・読み・例文・類語

ちしゃ‐の‐き【萵苣木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ムラサキ科の落葉高木。本州の中国地方、四国、九州の浅い山地に生え、庭木としても栽植される。高さ約五メートル。樹皮は紫色を帯び、葉は長さ五~一五センチメートルの楕円状倒卵形で縁に鋸歯(きょし)がある。初夏、枝の先に白色で先端の五裂した小さな花の密集した円錐状の花序を出す。果実は径約五ミリメートルの球形で橙黄色に熟す。材は家具・細工物に、古くは樹皮を染料に使った。ちさ。ちさのき。かきのきだまし。とうびわ。
    1. [初出の実例]「波羅得〈略〉又ちしゃの木の葉に似たり」(出典:大和本草(1709)一二)
    2. [その他の文献]〔日本植物名彙(1884)〕
  3. ② 植物「えごのき(━木)」の異名。〔大和本草(1709)〕

ちさ‐の‐き【萵苣木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① =ちしゃのき(萵苣木)①
    1. [初出の実例]「売子木(チサノキ)〈略〉按売子木今謂二知佐乃木一者与レ此形状大異」(出典:和漢三才図会(1712)八四)
  3. ② 植物「えごのき(━木)」の異名。〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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