薄雪(読み)ウスユキ

デジタル大辞泉 「薄雪」の意味・読み・例文・類語

うす‐ゆき【薄雪】

薄く積もった雪。
鶏卵小麦粉とで作り、砂糖の衣をかけた菓子

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精選版 日本国語大辞典 「薄雪」の意味・読み・例文・類語

うす‐ゆき【薄雪】

[1] 〘名〙
① 薄く降り積もった雪。
源氏(1001‐14頃)初音うす雪すこしふれる庭のえならぬに」
[2] 歌舞伎所作事常磐津。二世桜田治助作詞、岸沢右和佐作曲。本名題「大和文字恋の歌(やまともじこいのことのは)」。文政二年(一八一九江戸中村座初演。「新薄雪物語」の大切(おおぎり)

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普及版 字通 「薄雪」の読み・字形・画数・意味

【薄雪】はくせつ

うす雪。宋・軾〔上元、樓上に侍飲す、三首。同列に呈す、二〕詩 初めてえ、野未だやさず を賣り酒を買うて、升を看る

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「薄雪」の解説

薄雪
(通称)
うすゆき

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
薄雪物語 など
初演
貞享2(江戸・森田座)

薄雪
(別題)
うすゆき

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
うす雪
初演
元禄15.5(江戸・山村座)

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デジタル大辞泉プラス 「薄雪」の解説

薄雪

青森県弘前市、甘栄堂が製造・販売する銘菓。津軽産のリンゴ紅玉ふじ)の果汁を羊羹状にして流し固め、リンゴの輪切り型に薄切りしたもの。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「薄雪」の解説

うすゆき【薄雪】

佐賀日本酒蔵元は「瀬頭本家」。所在地は嬉野市塩田町。

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