藤原延子(読み)ふじわらの えんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原延子」の解説

藤原延子(1) ふじわらの-えんし

?-1019 平安時代中期,敦明(あつあきら)親王(小一条院)の妃。
藤原顕光(あきみつ)の次女。母は盛子内親王敦明親王皇太子にたてられる以前に妃となり,敦貞,敦昌両親王,栄子内親王を生む。堀河女御(にょうご)とよばれた。「後拾遺和歌集」などに,夫が皇位につけず后位への夢もきえたことをなげく歌がみえる。寛仁(かんにん)3年4月10日死去。名は「のぶこ」ともよむ。

藤原延子(2) ふじわらの-えんし

1016-1095 平安時代中期,後朱雀(ごすざく)天皇の女御(にょうご)。
長和5年生まれ。藤原頼宗の娘。母は藤原伊周(これちか)の娘。脩子(しゅうし)内親王の養女。長久3年(1042)入内(じゅだい)し,同年女御となる。天皇の没後まもなく正子内親王を生んだ。従二位。麗景殿女御,高倉女御とよばれる。嘉保(かほう)2年6月9日死去。80歳。名は「のぶこ」ともよむ。

藤原延子 ふじわらの-のぶこ

⇒ふじわらの-えんし

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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