藤原成子(読み)ふじわらの せいし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原成子」の解説

藤原成子(1) ふじわらの-せいし

?-1177 平安時代後期の女官
藤原季成(すえなり)の娘。雅仁(まさひと)親王(後白河天皇)の寵愛(ちょうあい)をえて,亮子内親王(殷富(いんぷ)門院),守覚法親王,以仁(もちひと)王,さらに式子,好子,休子の各内親王を生む。従三位。播磨局(はりまのつぼね),高倉三位局とよばれた。安元3年3月11日死去。名は「なりこ」ともよむ。

藤原成子(2) ふじわらの-せいし

?-? 鎌倉時代の女官。
権(ごんの)大納言藤原成親(なりちか)の娘。持明院基家の妻。後堀河天皇乳母嘉禄(かろく)2年(1226)従三位,翌年従二位。近江(おうみ)(滋賀県)小野庄の知行権をあたえられた。

藤原成子(3) ふじわらの-せいし

?-? 鎌倉時代の女官。
西園寺公経(きんつね)の娘。後深草天皇の後宮にはいり,文永6年(1269)幸仁親王を生む。従二位。大納言二位とよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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