日本歴史地名大系 「蘆崎村」の解説
蘆崎村
あしざきむら
青屋御蔵は万治三年(一六六〇)に設置された。「勝見名跡誌」によると、蔵屋敷には防火・防風のため松並木が設けられ、気多郡西構二九ヵ村(現在の青谷町全域にあたる)の年貢米が納められていた。元禄年中(一六八八―一七〇四)には三千三〇〇石(八千五〇〇俵)が収納され、ほとんどが蘆崎湊から海路で藩の大坂蔵屋敷へ回漕された(鳥取県郷土史)。万延二年(一八六一)には異国船渡来の折に、蔵米を
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報