西村朗(読み)にしむら あきら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村朗」の解説

西村朗 にしむら-あきら

1953- 昭和後期-平成時代の作曲家。
昭和28年9月8日生まれ。作曲を池内友次郎,野田暉行(てるゆき)に学ぶ。昭和49年日本音楽コンクール作曲部門1位,52年「弦楽四重奏のためのヘテロフォニー」でエリザベート王妃国際音楽コンクール作曲大賞(ブリュッセル),同年「交響的変容」でルイジ・ダラピッコラ作曲賞(ミラノ),63年「2台のピアノ管弦楽のヘテロフォニー」で尾高賞,平成2年中島健蔵音楽賞,17年サントリー音楽賞,18年毎日芸術賞など受賞を重ねる。東京芸大講師などをへて,平成11年東京音大教授。12年いずみシンフォニエッタ大阪の音楽監督に就任。23年オーケストラのための「蘇莫者」で5回目の尾高賞。大阪府出身。東京芸大卒。著作に「作曲家がゆく」(ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門・著作出版物賞)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者) 「西村朗」の解説

西村 朗

大阪市生まれ。東京芸術大学、同大学院に学ぶ。池内友次郎、矢代秋雄、野田暉行、間宮芳生師事。在学中より、西洋の前衛的な作曲技法を学ぶ一方で、アジア伝統音楽宗教美学等に強い関心を抱く。そこから導い ...続き

出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報

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