西沢渓谷(読み)ニシザワケイコク

デジタル大辞泉 「西沢渓谷」の意味・読み・例文・類語

にしざわ‐けいこく〔にしざは‐〕【西沢渓谷】

山梨県山梨市の北部にある渓谷笛吹川上流の渓谷で、全長5.5キロメートルにわたり、連続した滝や大きな甌穴おうけつなどが見られる。特に、5段になって流れ落ちる「七ツ釜ななつがま五段の滝」は有名秩父多摩甲斐国立公園に属する。

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改訂新版 世界大百科事典 「西沢渓谷」の意味・わかりやすい解説

西沢渓谷 (にしざわけいこく)

山梨県北部,笛吹川最上流にある渓谷。国師ヶ岳(2592m)から流れ出る西沢に東西6kmにわたって広がり,二俣で東沢渓谷を合わせる。花コウ岩の浸食によってつくられた奇勝に富み,五段ノ滝,三重ノ滝はとくに美しい。かつては遡行困難であったが,コースが整備され,春のシャクナゲ開花期,秋の紅葉の時期にはハイカーでにぎわう。中央本線塩山駅から渓谷入口までバスの便がある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「西沢渓谷」の意味・わかりやすい解説

西沢渓谷
にしざわけいこく

山梨県山梨市三富(みとみ)地区にある笛吹川(ふえふきがわ)上流の渓谷。秩父(ちちぶ)山地の国師ヶ岳(こくしがたけ)や奥千丈(おくせんじょう)岳に源流をもつ。花崗(かこう)岩地帯を流下し、滝、淵(ふち)などの渓谷美、シャクナゲと紅葉で知られる。北側の東沢がいまなお登山家の領域であるのに対し、西沢出合(であい)から不動小屋跡の約5キロメートルはハイキングコースとして整備され、一般に親しまれている。なお健脚向きには、黒金(くろがね)山・乾徳(けんとく)山方面への登山路も開かれている。秩父多摩甲斐(ちちぶたまかい)国立公園に属する。

吉村 稔]


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事典 日本の地域遺産 「西沢渓谷」の解説

西沢渓谷

(山梨県山梨市三富川浦)
美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産指定の地域遺産。

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事典・日本の観光資源 「西沢渓谷」の解説

西沢渓谷

(山梨県山梨市)
21世紀に残したい日本の自然100選」指定の観光名所。

西沢渓谷

(山梨県山梨市)
関東・観光バスで行く名所100選」指定の観光名所。

西沢渓谷

(山梨県山梨市)
ふるさとの水辺百選」指定の観光名所。

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