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西遊雑記 さいゆうざっき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

西遊雑記
さいゆうざっき

備中国岡田村の地理考古学者古川古松軒九州地方見聞記。7巻。天明3 (1783) 年成立。九州各地の当時の社会経済状態を知るうえでの好史料となっている。別に同8年奥州巡歴をしたときの紀行文『東遊雑記』がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西遊雑記
さいゆうざっき

古川古松軒(ふるかわこしょうけん)が1783年4月30日(天明3年旧暦3月末日)に備中(びっちゅう)国下道(しもみち)郡新本(しんぽん)村(岡山県総社(そうじゃ)市)の自宅を出て山陽道を陸路西へ歩き出し、九州諸国を巡遊して10月6日(旧暦9月11日)帰郷した紀行誌。随所に地図を挿入し、地域社会の特質を独自の観点にたって記述し、農耕具や生産器具の図解もみごとである。当時の西日本の民衆がどんな経済生活を送っていたかを理解するうえで有力な史料。7巻。『近世社会経済叢書(そうしょ)9』『吉備(きび)文庫5』所収。[石山 洋]

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