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親王将軍 しんのうしょうぐん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

親王将軍
しんのうしょうぐん

鎌倉幕府9代の将軍のうち,親王が将軍となった後期の4人,すなわち6代宗尊親王 (在位 1252~66) ,7代惟康親王 (在位 66~89) ,8代久明親王 (在位 89~1308) ,9代守邦親王 (在位 08~33) をいう。

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百科事典マイペディアの解説

親王将軍【しんのうしょうぐん】

鎌倉幕府の征夷大将軍に任命された親王。皇族将軍,宮将軍ともいう。1252年摂家将軍が廃され,後嵯峨上皇の皇子宗尊(むねたか)親王が征夷大将軍に任じられた。以後,宗尊親王の子惟康(これやす)王(のち親王),後深草上皇皇子久明(ひさあきら)親王,その子守邦(もりくに)親王と,鎌倉幕府滅亡まで続いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんのうしょうぐん【親王将軍】

親王で鎌倉幕府の征夷大将軍に任命されたもの。皇族将軍,宮将軍ともいう。1252年(建長4)執権北条時頼が将軍藤原頼嗣を廃して京都に追ったことによって摂家将軍は終わり,かわって後嵯峨上皇の皇子宗尊親王が最初の親王将軍として鎌倉に迎えられた。以後,宗尊親王の子惟康王(のち親王),後深草上皇の皇子久明親王,その子守邦王(のち親王)と,1333年(元弘3)の幕府滅亡まで4代続いたが,親王将軍の出現は得宗専制成立の一つの徴証であり,将軍の実権は摂家将軍時代にもまして弱体化し,北条得宗家が権勢を振るっていた。

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