豊山町(読み)とよやまちよう

日本歴史地名大系 「豊山町」の解説

豊山町
とよやまちよう

面積:六・三九平方キロ

西春日井郡東端に位置し、東は春日井市、南は名古屋市、西は師勝しかつ町、北は小牧市と接する。現名古屋空港内に標高二一メートルの岡山おかのやま、二〇メートルの仏鬼ぶつき山があり、これが西春日井郡の最高地であったが、飛行場の建設によって削平された。東北から西南へかけて大山おおやま川が貫流している。明治三九年(一九〇六)豊場とよば村と青山あおやま村が合併し、旧村名の各一字をとって豊山村とした。昭和四七年(一九七二)に町制を施行

町内に飛行場があったというものの、昭和三五年頃までは純農村で、人口も四千人余りであったが、名古屋のベッドタウンとして宅地化が進み、また工場誘致が目覚ましく、急速に都市化しつつある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「豊山町」の意味・わかりやすい解説

豊山〔町〕
とよやま

愛知県北西部にある町。町名は 1906年に合併した豊場村青山村の1字ずつをとって命名。 72年町制。名古屋市,春日井市に接し,近郊農業が発達。 65年以降住宅地や金属機械繊維などの工場が進出し,都市化が進んでいる。東部を名古屋空港の一部が占め,航空機工場もある。面積 6.18km2。人口 1万5613(2020)。

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