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赤脚子 せっきゃくし

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百科事典マイペディアの解説

赤脚子【せっきゃくし】

室町中期の画家。生没年・経歴不詳。当時の仏画道釈画に〈赤脚子〉と読める印文があり,東福寺の兆殿司(明兆)の号とも,霊彩の別号ともいうが,いずれも別人であろう。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

赤脚子 せっきゃくし

?-? 室町時代の画僧。
水墨画家。京都東福寺ゆかりの禅僧とかんがえられ,明兆(みんちょう)に師事した寒殿司(かんでんす)の号ともいわれる。これまで明兆や霊彩(れいさい)と混同されてきたが,近年は別人とかんがえられている。かれらと同様に道釈人物画を得意とした。

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朝日日本歴史人物事典の解説

赤脚子

生年:生没年不詳
室町前期の画僧。「赤脚子」の印によってのみその存在が知られるが,作風から明兆の弟子と考えられる。明兆が「破草鞋」,弟子の霊彩が「脚踏実地」と,いずれも脚に関係する号を印章に用いていることからもこの推測は裏付けられる。作品に「寒山拾得図」(正木美術館蔵),「白衣観音図」(鹿苑寺蔵)などがある。<参考文献>『水墨美術大系』5巻

(山下裕二)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

せっきゃくし【赤脚子】

15世紀前半に活躍した東福寺明兆(みんちよう)系の画僧。作品に白文方印〈赤脚子〉の別号印を捺すのみで,伝歴は不明である。〈赤脚〉(すあし)は杜甫の詩句〈安得赤脚踏層氷〉(早秋苦熱詩)を典拠とすると考えられ,また同じく明兆系の霊彩は〈脚踏実地〉の雅文印を用いており,二つの印文に共通性が認められるので,両者には何らかの関係があったことが推察される。古くは画史画伝類で,明兆,霊彩と混同されていたが,3者それぞれ異なる画風をもつ別人である。

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