デジタル大辞泉
「赤面恐怖症」の意味・読み・例文・類語
せきめん‐きょうふしょう〔‐キヨウフシヤウ〕【赤面恐怖症】
恐怖症の一。人前へ出ると顔が赤くなるのではないかと恐れて、人と会うのを嫌がる症状。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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せきめん‐きょうふしょう‥キョウフシャウ【赤面恐怖症】
- 〘 名詞 〙 対人恐怖症の一つ。人に対すると緊張して顔面が赤くなり、赤くなるまいとするとますます緊張して赤くなるもの。赤面症。
- [初出の実例]「丁度中村先生講義の赤面恐怖症に一致して居る」(出典:変態心理‐大正一一年(1922)七月号・強迫観念に苦しむ女〈山野井生〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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赤面恐怖症 (せきめんきょうふしょう)
erythrophobia
人前に出ると不安・緊張のあまり赤面し,赤くなるまいと思えばますます緊張して赤面するといった悪循環に陥っているもの。対人恐怖症の一種であり,神経症でよくみられる。思春期に多発し,森田療法が適用される。赤面恐怖症は,対人関係を重視する日本の文化と関係が深く,欧米に比べて日本に頻発するといわれている。しかし,最近では日本でも欧米の文化の影響を受けて,赤面恐怖症は徐々に減少する傾向にある。
執筆者:大原 健士郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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赤面恐怖症【せきめんきょうふしょう】
恐怖症の一種。英語ではereuthophobia,erythophobia。人前に出ると不安・緊張のあまり赤面し,それが悪循環となる症状。思春期に多く,森田療法が有効とされる。対人関係を重視する日本文化に関係があるともいわれたが,現在は減少傾向にある。
→関連項目対人恐怖症
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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