越境(読み)エッキョウ

デジタル大辞泉 「越境」の意味・読み・例文・類語

えっ‐きょう〔ヱツキヤウ〕【越境】

[名](スル)境界線を越えること。特に、法的に定められた領界を無視して侵入すること。「越境して亡命する」
[類語]越える越す過ぎる渡る通り越すまたぐ踏み越える超す追い越す追い抜く行き過ぎる

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精選版 日本国語大辞典 「越境」の意味・読み・例文・類語

えっ‐きょうヱッキャウ【越境】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 境界を越えること。特に国境を越え、不法に他国に侵入することをいう場合もある。
    1. [初出の実例]「越境違乱之際、欲参訴」(出典:庭訓往来抄(1631)中)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐宣公二年〕
  3. えっきょうにゅうがく(越境入学)」の略。

おっ‐きょうヲッキャウ【越境】

  1. 〘 名詞 〙 国境を越えること。国境を越えて隣国に侵入すること。えっきょう。〔運歩色葉(1548)〕

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普及版 字通 「越境」の読み・字形・画数・意味

【越境】えつきよう

字通「越」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「越境」の解説

越境

米国の作家コーマック・マッカーシーの長編小説(1994)。原題《The Crossing》。

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