デジタル大辞泉 「躁状態」の意味・読み・例文・類語 そう‐じょうたい〔サウジヤウタイ〕【×躁状態】 気分が著しく高揚した状態。陽気で開放的になり、興奮したり怒りっぽくなるなど、普段とは違う状態が続く。自信に満ちあふれ、いつもより多弁になるが、話題は次々と変わり、他人の意見に耳を貸さなくなる。睡眠時間が短くても平気で、自制がきかなくなり買い物やギャンブルに大金を使うなどして、社会生活に支障をきたすことがある。双極性障害(躁鬱病そううつびょう)の主要な症状だが、他の疾患や薬物の影響などによっても起こる。→躁病 →軽躁状態 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「躁状態」の意味・読み・例文・類語 そう‐じょうたいサウジャウタイ【躁状態】 〘 名詞 〙 躁鬱病の躁の状態。感情が爽快で意欲が高まり、多弁多動、じっとできないで注意がすぐ別のものに向けられていく状態。[初出の実例]「ぼくを鬱状態から躁状態に転換した」(出典:聖少女(1965)〈倉橋由美子〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例