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転移性脳腫瘍 てんいせいのうしゅよう

家庭医学館の解説

てんいせいのうしゅよう【転移性脳腫瘍】

 脳以外に発生したがんが飛び火し、脳にできた腫瘍を、転移性脳腫瘍といいます。
 転移するのは、肺がんがもっとも多く、ついで、胃がん、乳がん、直腸がん、頭頸部(とうけいぶ)がんなどの順になっています。これらのがんと比べれば頻度は少ないのですが、絨毛(じゅうもう)がん、悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)、腎細胞(じんさいぼう)がんは、脳に転移しやすいものです。
 これらのがんが先に発見されていて、後から転移性脳腫瘍が発見されることもありますし、逆のこともあります。
●治療
 元のがんが完治し、脳の腫瘍が1つだけであれば、手術をして、摘出します。
 手術が不可能なときは、放射線療法を行ないますが、化学療法を併用したほうが効果が高くなります。
 最近は、γ(ガンマ)線を腫瘍に集中的に照射するガンマナイフが行なわれるようになり、効果を上げています。

出典 小学館家庭医学館について 情報

世界大百科事典内の転移性脳腫瘍の言及

【脳腫瘍】より

…頭蓋内にできる新生物をいう。頭蓋内に原発する原発性脳腫瘍と,そうでない転移性脳腫瘍の二つに大きく分類することができる。脳腫瘍の真の発生原因は不明である。…

※「転移性脳腫瘍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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