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通時言語学 つうじげんごがく diachronic linguistics

4件 の用語解説(通時言語学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

通時言語学
つうじげんごがく
diachronic linguistics

時間の流れにそった言語の歴史的変遷を研究する言語学の一分野。この術語そのものは,ソシュール共時言語学との対比において用いたものであるが,彼の通時言語学は,それまでの言語学と同様,19世紀流の要素主義で,体系的なものではなかった。

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デジタル大辞泉の解説

つうじ‐げんごがく【通時言語学】

《〈フランスlinguistique diachronique》言語学における研究分野の一部門。時間の流れにそって変化していく言語の諸相を研究しようとするもの。ソシュールの提唱による。→共時言語学

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百科事典マイペディアの解説

通時言語学【つうじげんごがく】

歴史言語学とも。共時言語学記述言語学と並ぶ言語学の一部門。F.ソシュールによってこれらの区別が明瞭にされた。言語を時間的にとらえてその歴史的変遷を明らかにし,そこにある規則的事実を追究する。

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大辞林 第三版の解説

つうじげんごがく【通時言語学】

研究法から分けた言語学の一部門。同一言語の二つまたはそれ以上の異なった時代における体系を比較し、その歴史的変遷を対象として研究するもの。ソシュールの用語。通時論。動態言語学。 ↔ 共時言語学

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世界大百科事典内の通時言語学の言及

【言語学】より

…従来より,〈孤立語〉〈膠着語〉〈屈折語〉といった分類が有名であるが,これは一つの分類にすぎず,基準を別のものにかえれば別の分類が可能になる。意味論
【通時言語学】
 言語は時とともに変化する。したがって,言語そのものを研究するもう一つの分野として,言語の変化を扱うものが存在可能であり,これを〈通時言語学〉〈史的言語学〉〈歴史言語学〉などと呼ぶ。…

【ソシュール】より

…人びとの間にコミュニケーションが成立するためには〈間主観的沈殿物〉としてのラングが前提となるが,歴史的には常にパロールが先行し,ラングに規制されながらもこれを変革するからである。ソシュールはついで,言語の動態面の研究を〈通時言語学〉,静態面の研究を〈共時言語学〉とよび,この二つの方法論上の混同をいましめた。彼はまた,プラトンや聖書以来の伝統的言語観である〈言語命名論〉や〈言語衣装観〉を否定し,言語以前にはそれが指し示すべき判然と識別可能な事物も観念も存在しないことを明らかにする。…

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