連発(読み)レンパツ

デジタル大辞泉 「連発」の意味・読み・例文・類語

れん‐ぱつ【連発】

[名](スル)
物事が続けざまに起こること。「事故連発する」「3戦連発となるホームラン
続けざまに発射すること。「拳銃連発する」「連発の打ち上げ花火
同じような内容言葉を続けざまに言うこと。「ギャグ連発する」
吃音きつおん症状の一。音を繰り返す状態。「わたし」が「わ、わ、わたし」となるなど。→伸発難発
[類語]続発続出継起続く相次ぐたび重なる重なる

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精選版 日本国語大辞典 「連発」の意味・読み・例文・類語

れん‐ぱつ【連発】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事が続いて起こること。
    1. [初出の実例]「短歌会、新体詩会等、会の連発にて当分の間は、のべつ幕無しに出勤致し候」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)
    2. [その他の文献]〔漢書‐張敞伝〕
  3. 鉄砲弓矢などを続けざまに放つこと。つるべうち。〔日誌字解(1869)〕 〔北史‐崔彭伝〕
  4. 同じような内容のことばなどを続けて出すこと。
    1. [初出の実例]「劔突(けんつく)は留めどもなく連発される」(出典吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三)

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