道意(読み)どうい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道意」の解説

道意(1) どうい

1290-1356 鎌倉-南北朝時代の僧,歌人
正応(しょうおう)3年生まれ。西園寺実兼(さいおんじ-さねかね)の子。西園寺公衡(きんひら),公顕(きんあき)の弟。真言宗仁和寺(にんなじ)勝宝院の道耀(どうよう),高山寺弁恵(べんね)に師事した。元亨(げんこう)2年(1322)以後3度東寺長者をつとめた。「続千載和歌集」などの勅撰集に14首とられている。延文元=正平(しょうへい)11年11月17日死去。67歳。

道意(2) どうい

1354/58-1429 南北朝-室町時代の僧。
文和(ぶんな)3=正平(しょうへい)9/延文3=正平13年生まれ。二条良基の子。良瑜(りょうゆ)に師事し,はじめ道基と称した。天台宗園城寺(おんじょうじ)常住院に住し,新熊野検校,熊野三山検校などをへて,園城寺長吏を3度つとめた。応永18年(1411)准三宮,のち聖護院門跡(もんぜき)。永享元年10月15日死去。72/76歳。

道意(3) どうい

?-? 江戸時代前期の漆工
京都の人。茶器塗師として知られた。姓は近藤通称将監

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「道意」の読み・字形・画数・意味

【道意】どうい

道心

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