デジタル大辞泉
「重る」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おも・る【重】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① 重量が増す。重くなる。
- [初出の実例]「風くらき本あらの小萩袖に見て更けゆく夜半におもる白露〈藤原家隆〉」(出典:六百番歌合(1193頃)恋二)
- ② (病気や悩みが)重くなる。重態になる。
- [初出の実例]「天皇、病彌留(オモリ)て大殿に崩(かむあが)りましぬ」(出典:日本書紀(720)敏達一四年八月(前田本訓))
- ③ (疲労などで)からだが自由に動かなくなる。
- [初出の実例]「過度の馳騖(ちぶ)に疲れ果てたる馬は、〈略〉策(う)てども走れども、足は重(オモ)りて地を離れかねたりき」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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