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重力偏差計 じゅうりょくへんさけいgravity variometer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

重力偏差計
じゅうりょくへんさけい
gravity variometer

重力ポテンシャルの2次微分係数,すなわちある地点におけるジオイドの曲率や重力の勾配を測定する器械。ブダペストで R.エートベッシュが発明したもので,エートベッシュのねじり秤ともいう。一端におもりを直結した棒を水平にし,他端に細い針金でつるしたおもりをつけ,棒の中央を細い針金で支える。2つのおもりに作用する重力の差によって後者の針金のねじれの大きさをはかる。 10-9 ガルの感度が問題とされ,この単位をエートベッシュという。このような器械は現在ではほとんど使われていない。

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうりょくへんさけい【重力偏差計 gravity variometer】

ひろく重力ポテンシャルUの空間に関する二次微分(∂2U/∂x2-∂2U/∂y2),∂2U/∂z2,∂2U/∂xy,∂2U/∂yz,∂2U/∂zxの大きさを測定する計器。このうち上下方向(z)に関するUの微分は重力そのものであるから∂2U/∂z2=∂g/∂zなどであり,それぞれ重力の上下・南北・東西方向の変化率(こう配)に相当する。これらは通常の重力計で2点間の重力差を測定することで求められるが,その他の成分はポテンシャル面の曲率に関係し,その測定には狭義の重力偏差計が使われる。

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