野色(読み)ヤショク

精選版 日本国語大辞典 「野色」の意味・読み・例文・類語

や‐しょく【野色】

  1. 〘 名詞 〙 野原の景色。野原のながめ。野の色合い
    1. [初出の実例]「際空埜色煙連草、高夜松声月在枝」(出典:蕉堅藁(1403)古河襍言)
    2. [その他の文献]〔李白‐安陸白兆山桃花巖寄劉侍御綰詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「野色」の読み・字形・画数・意味

【野色】やしよく

野原の景色。唐・白居易〔冀城北原の作〕詩 野色、何ぞ(まうさう)たる 秋聲、亦た(せうそ)(ものさびしい)

字通「野」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む