デジタル大辞泉 「野苺」の意味・読み・例文・類語 の‐いちご【野×苺】 バラ科の草本のうち、山野に生え、イチゴ状の果実をつけるものの総称。ヘビイチゴ・ナワシロイチゴなど。[補説]作品名別項。→野いちご[類語]苺・木苺・オランダ苺・梶苺・草苺・熊苺・苗代苺・苦苺・薔薇苺・冬苺・紅花苺・蛇苺・紅葉苺・ストロベリー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「野苺」の意味・読み・例文・類語 の‐いちご【野苺】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 山野に野生している苺。赤い苺状の果実のなるバラ科の植物。ナワシロイチゴ、クサイチゴ、ノウゴイチゴなどがある。栽培されている苺に対していう。[初出の実例]「岡の畠へ通ふ道々妹と一緒に摘んだ野苺(ノイチゴ)の黄な実」(出典:旧主人(1902)〈島崎藤村〉五)[ 2 ] ( 野いちご ) ( 原題[スウェーデン語] Smultron-stället ) スウェーデン映画。一九五七年作。監督I=ベルイマン。表彰式に向かう七八歳の老医学者の夢と回想を通して、人間の孤独と屈辱、人生の甘美と残酷を辛らつに描く。主演はV=シェストレム。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例