デジタル大辞泉 「苗代苺」の意味・読み・例文・類語 なわしろ‐いちご〔なはしろ‐〕【苗代×苺】 バラ科の落葉小低木。原野に生え、茎ははうように伸び、小さなとげがある。夏の苗代のころ、淡紅紫色の花を開くと球形の実が深赤色に熟し、食用。さつきいちご。《季 夏 花=春》「よく熟うれて―向ふ岸/圭岳」[類語]苺・木苺・野苺・オランダ苺・梶苺・草苺・熊苺・苦苺・薔薇苺・冬苺・紅花苺・蛇苺・紅葉苺・ストロベリー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「苗代苺」の意味・読み・例文・類語 なわしろ‐いちごなはしろ‥【苗代苺】 〘 名詞 〙 バラ科のつる性落葉低木。各地の原野や土手などに普通に生える。茎は地表をはい長さ一~一・五メートルになり、葉とともにとげを生じる。葉は小葉からなり、各小葉は長さ二~五センチメートル、倒卵形で縁に粗い鋸歯があり、裏面は白い綿毛が生え、白色となる。五月から七月頃、枝端に淡紅紫色の小さな五弁花を開く。果実は球形で赤熟し、粒が少なく食べられる。漢名は茅苺または紅梅消で、田を当てるのは誤用。さつきいちご。うしいちご。わせいちご。みつばいちご。《 季語・夏 》 〔物品識名(1809)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
動植物名よみかた辞典 普及版 「苗代苺」の解説 苗代苺 (ナワシロイチゴ) 学名:Rubus parvifolius植物。バラ科の匍匐性落葉小低木 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報 Sponserd by