コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

針子(読み)ハリコ

世界大百科事典 第2版の解説

はりこ【針子】

仕立屋に雇われて衣服などを縫う女性を指す。お針子ともいう。日本では,近世に裁縫を〈お針〉とか〈針仕事〉と呼ぶようになり,江戸時代には大名などの衣服を仕立てる呉服所で,針妙(しんみよう)と呼ばれる裁縫をする女性が働いていた。裁縫技術は,江戸では家庭で身につけるのが一般的であったが,上方では縫物師のところや寺子屋でも習得した。明治になると,1872年(明治5)の学制制定以降,小学校や女学校,裁縫教育を中心とする女子教育機関で習ったり,仕立屋で身につけたりした。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android