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鉄道模型 てつどうもけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉄道模型
てつどうもけい

実物の鉄道車両を,一定の比率で縮小した模型。レイアウト (鉄道模型を走らせるための設備) の上を走らせるのが一般的だが,車両の工作やコレクションも対象となる。国際鉄道模型協会 National Model Railroad Association; NMRAの規格に基づき,軌間 (ゲージ) と縮尺 (スケール) によって数種類がある。1番ゲージ (軌間 45mm,縮尺1/30~1/32。縮尺が1/20.5~1/24の場合はGゲージという) ,Oゲージ (32mm,日本では1/45) ,HOゲージ (あるいは 16番ゲージ。 16.5mm,1/76~1/87,日本では1/80) ,Nゲージ (9mm,1/148~1/160,日本では1/150) ,Zゲージ (6.5mm,1/220) が一般的で,海外では HOゲージ,日本ではNゲージが主流。鉄道模型を動かすには,モータ付きの車両のほかにスピードと進行方向のコントローラ (パワーパック) とレールが必要になる。蒸気で動く蒸気機関車を,軌間が 45mm (1番ゲージ) ,5インチ (127mm) ,3.5インチ (89mm) の線路を走らせるライブスチームも盛ん。

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百科事典マイペディアの解説

鉄道模型【てつどうもけい】

鉄道車両の縮尺模型。製作とその運転を楽しむ。1900年ドイツのメルクリン社,1901年米国のライオネル社が電動モーターで駆動する模型を発売し,1930年代に普及した,Oゲージ(軌間32mm,縮尺1/44),HOゲージ(軌間16.5mm,縮尺1/87),Nゲージ(軌間9mm,縮尺1/150),Zゲージ(軌間6.5mm,縮尺1/220)などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鉄道模型
てつどうもけい

金属製の電気機関車などを中心にした模型玩具(がんぐ)。初歩セットは機関車1、客車2にレール、トランスを加えたものが一般で、これに部分品をさらに買い集めていくと複雑な鉄道遊びができる。模型玩具は、実物と同じ形を縮尺でつくったもの、あるいは実物に模して同じように動くもので、19世紀以後、科学の進歩に伴って生まれた理工玩具の一つとして発達した。
 日本では昭和初年に、国産の電気機関車など、ドイツ玩具を模倣したものが現れたが、値段が高く一般化されなかった。現在ではドイツのメルクリン社製をはじめ、フラインマン、エグガーバーン、ローカル、アーノルドなどの海外輸入品が主流を占めている。ホビー(趣味)玩具とよばれる。
 一般的な分類はレールの幅によって区別されている。たとえば、Oゲージ=32ミリメートル、HOゲージ=16.5ミリメートル、T・Tゲージ=12ミリメートル、スリーOゲージ(Nゲージ)=9ミリメートルである。製品は、完成しているものと、組み立てて用いるものとがある。低年齢層は完成品を玩具として扱い、これが底辺部をなしている。さらに年齢層が高くなるにつれて、部分品を求めては組み立てて楽しむ愛好者層があり、その両者を愛好する中間層もある。なお、駅、沿線家屋、踏切、ミニカー、信号機などのさまざまなアクセサリー模型玩具が、プラスチックモデルとして市販されており、これらを加えて遊びの興味を増していくなどの傾向もみられる。[斎藤良輔]

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