長和町(読み)ながわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長和町」の意味・わかりやすい解説

長和〔町〕
ながわ

長野県中部,千曲川の支流依田川の中・上流域を占める町。東に蓼科高原,西に美ヶ原,南に霧ヶ峰高原があり,周囲を山に囲まれた高地に位置する。 2005年長門町と和田村が合体。北東部の長久保,中部の和田は近世中山道宿場町。いまも当時の面影を残し,和田峠から男女倉口までの約 5kmは国の史跡に指定される。町域の大部分が山林原野で,エノキダケやシメジなどキノコの栽培が盛ん。高原では野菜や果樹の栽培,酪農が行なわれる。霧ヶ峰高原の北部では良質の黒曜石が産出され,星糞峠黒曜石原産地遺跡は国の史跡に指定。町域の一部は八ヶ岳中信高原国定公園に属する。国道 142号線,152号線,254号線,および美ヶ原と霧ヶ峰を結ぶビーナスラインが通る。面積 183.86km2。人口 5600(2020)。

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日本歴史地名大系 「長和町」の解説

長和町
ながわまち

2005年10月1日:小県郡長門町和田村合併
【長門町】長野県:小県郡
【和田村】長野県:小県郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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