日本歴史地名大系 「長尾峠」の解説
長尾峠
ながおとうげ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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神奈川県の西端足柄下(あしがらしも)郡箱根町と静岡県御殿場市(ごてんばし)との境にある峠。箱根火山の外輪山の北西部にあり、かつての国道138号は早川の渓谷沿いに登って当峠をトンネルで抜け御殿場市へ通じた。標高903メートル。このあたりの峠道は、昔は丸岳の北の乙女峠(おとめとうげ)(1005メートル)を越えていたが、改修にあたってその急坂を避けて、長尾峠道が開かれ国道となった。ここは箱根外輪山を過ぎる峠道のうち、富士山の展望の最良地として知られる。1964年(昭和39)には乙女峠をトンネルで抜けるバイパス乙女道路(総延長5575メートル)が通じ、1984年乙女道路の無料化により乙女峠越えのルートが国道138号に変更された。
[浅香幸雄]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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