閉会(読み)ヘイカイ

精選版 日本国語大辞典 「閉会」の意味・読み・例文・類語

へい‐かい‥クヮイ【閉会】

  1. 〘 名詞 〙 会議・集会などを終えること。特に国会や地方議会などが会期の終了によって活動能力を失うこと。国会は定められた会期の終了によって閉会となり、また、衆議院解散されると、参議院は、同時に閉会となる。⇔開会
    1. [初出の実例]「天皇は帝国議会を召集し其の開会閉会停会及衆議院の解散を命す」(出典:大日本帝国憲法(明治二二年)(1889)七条)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「閉会」の意味・わかりやすい解説

閉会
へいかい

一般には会議を終えることを意味するが,特に議会が会期の終了により活動能力を失うことをいう。衆議院が解散されると,参議院は同時に閉会となる (憲法 54条2項) 。ただし,国会法によれば,委員会は,各議院の議決で特に付託された案件 (懲罰事犯の件を含む) については,閉会中も審査できることになっている (47条2項) 。地方公共団体の議会の閉会は議会の議決によるが (地方自治法 102条6項) ,委員会について同様の定めがある (109条5項,110条3項) 。 (→開会 )  

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