阿部以幾子(読み)あべ いきこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部以幾子」の解説

阿部以幾子 あべ-いきこ

1851-1876 明治時代の女性。
嘉永(かえい)4年生まれ。明治元年阿部景器(かげき)と結婚。脱獄した同志をかくまって投獄された夫の身をおもい盛夏蚊帳(かや)をつらず板の間に仮睡したという。9年10月神風連の乱にかかわった夫が同月30日自殺すると,夫に殉じた。26歳。肥後(熊本県)出身本姓鳥居
格言など】わが夫(つま)のなき魂(たま)まてよ二世かけてともに渡らん三途(さんず)川波(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む