懐旧(読み)カイキュウ

デジタル大辞泉 「懐旧」の意味・読み・例文・類語

かい‐きゅう〔クワイキウ〕【懐旧】

昔のことを、なつかしく思い出すこと。懐古。「懐旧の念」「懐旧談」
[類語]懐古追憶追想回想懐かしむ回顧記憶追懐懐郷望郷顧みる振り返る思い返す偲ぶ

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精選版 日本国語大辞典 「懐旧」の意味・読み・例文・類語

かい‐きゅうクヮイキウ【懐旧】

  1. 〘 名詞 〙 昔のことを思い出しなつかしむこと。旧事をしのぶこと。懐古。
    1. [初出の実例]「懐旧猶勝老忘、多言且恐中腸」(出典菅家文草(900頃)三・冬夜閑居話旧)
    2. 「懐旧の御泪抑へがたし」(出典:平家物語(13C前)三)
    3. [その他の文献]〔班固‐西都賦〕

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普及版 字通 「懐旧」の読み・字形・画数・意味

【懐旧】かいきゆう(くわいきう)

むかしをしのぶ。晋・左思〔魏都の賦〕千祀を踰(こ)ゆと雖も、きを懷ひ遐年に(つ)む。

字通「懐」の項目を見る

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