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電撃戦 でんげきせんlightning war; Blitzkrieg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電撃戦
でんげきせん
lightning war; Blitzkrieg

戦車,地上直援機を中心に一挙に敵陣を突破する機動戦。空軍の協力のもとに,装甲部隊が敵の第一線の一部を集中的に攻撃,そこを突破して,抵抗する敵を後続の歩兵部隊にゆだね,敵の後方深く進出して心理的に敵をゆさぶり,敵陣を分断する戦法。ドイツ軍が 1938年のスペイン内乱で試み,第2次世界大戦のきっかけとなった 1939年のポーランド侵入で,初めて大規模に行なった。その後 1940年にベルギー,オランダ,フランスに対してもこの戦法がとられ,エルウィン・ロンメルも北アフリカでこの戦法を採用した。1967年の第3次中東戦争(→六日戦争)で,イスラエルがとったのもこの戦法といわれる。多国籍軍が 100時間で勝利を得た 1991年の湾岸戦争も電撃戦法の典型であった。

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世界大百科事典 第2版の解説

でんげきせん【電撃戦 Blitzkrieg[ドイツ]】

第2次大戦の初期,機甲部隊を主力とするドイツ軍が空軍の密接な協力のもと,機動力を発揮して短期間に敵を圧倒した作戦。機甲部隊とは,戦車部隊が戦闘力の主体となり,これに装甲人員輸送車または装甲歩兵戦闘車によって機械化された歩兵部隊,自走または牽引の砲兵部隊その他の部隊をもって編成された諸兵連合の車両化された部隊をいう。ドイツは,第1次大戦末期に連合軍の戦車に苦しめられた経験から戦車の威力を高く評価し,1935年,再武装にあたって機甲部隊を編成し,独特の戦術理論を研究した。

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