コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

青葉アルコール

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

青葉アルコール
あおばあるこーる
leaf alcohol

鎖状不飽和アルコールの一つ。IUPAC命名法では、3-ヘキセン-1-オールという。日本産ハッカ油、董葉油(とうようゆ)などの精油中に存在し、とくにチャの葉の中に多く含まれている。新緑の青葉の香気を有する無色の液体である。テトラヒドロフランまたはアセチレンから合成。現在ではアセチレンを直接原料とするのではなく、石油化学工業におけるイソプレン製造に伴う副産物のブチンから工業的に合成する方法が確立されている。人造花精油や花の香りをもつ各種の調合香料にグリーンノート(草を切ったときの香り)を付与するのに用いる。また食品香料(フレーバー)や誘引剤にも用途がある。[佐藤菊正]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

青葉アルコールの関連キーワード青葉アルコール(データノート)トマト

今日のキーワード

所信表明演説

政府の長が施政に関する考え方を明らかにするために行う演説。日本の国会では、臨時国会や特別国会の冒頭に内閣総理大臣が衆議院および参議院の本会議場で行い、当面の問題を中心にその国会における内閣の方針を示す...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android