非力(読み)ヒリキ

デジタル大辞泉 「非力」の意味・読み・例文・類語

ひ‐りき【非力】

[名・形動]
腕力筋力の弱いこと。また、そのさま。ひりょく。「非力バッター
権力勢力の弱いこと。また、そのさま。ひりょく。「非力中小企業
[派生]ひりきさ[名]
[類語]無能無能力駄目能無し能がない非才無力なまくら低能弱い劣弱弱体弱小

ひ‐りょく【非力】

[名・形動]ひりき(非力)

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精選版 日本国語大辞典 「非力」の意味・読み・例文・類語

ひ‐りき【非力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 体力・腕力の弱いこと。あるいは、力量のとぼしいこと。また、そのさま。自己の力量をへりくだってもいう。微力。ひりょく。
    1. [初出の実例]「或は比力(ヒリキ)の分として人の弓を彎(ひい)てかほをあかめ」(出典浮世草子・人倫糸屑(1688)大気者)

ひ‐りょく【非力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ひりき(非力)

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