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非自発的失業 ひじはつてきしつぎょう involuntary unemployment

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知恵蔵2015の解説

非自発的失業

自発的失業」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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大辞林 第三版の解説

ひじはつてきしつぎょう【非自発的失業】

働く能力も意思もあるが、雇用機会がなくて生じる失業。 → 自発的失業

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

非自発的失業
ひじはつてきしつぎょう
involuntary unemployment

働く能力があり,現行賃金水準またはそれ以下でも働く意思をもつ労働者が就業の機会が得られない状態をいう。失業を現行賃金水準での就業を拒む自発的失業と,労働移動不完全等による摩擦的失業に限定した古典学派の通説に対し,J.M.ケインズは非自発的失業の存在を明らかにし,その解消をはかる雇用理論を展開した。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

非自発的失業
ひじはつてきしつぎょう
involuntary unemployment

労働者が現行の実質賃金水準のもとで働く意思があるにもかかわらず、有効需要の不足ゆえに企業が雇用しようとしないために生ずる失業。需要不足失業demand-deficiency unemploymentともいう。不況期にみられる失業であり、J・M・ケインズは大不況期の大量失業の救済の策として、拡張的財政・金融政策による有効需要管理政策を提唱し、その考え方ケインジアンにより継承された。[内島敏之]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の非自発的失業の言及

【完全雇用】より

…労働市場の均衡において就業していない労働者は,現行の実質賃金率において労働よりも余暇を選択しているため,自発的失業となる。したがって完全雇用においては,現行の賃金・価格で働きたいが職がないという非自発的失業は存在しない(非自発的失業が存在する状態を不完全雇用underemploymentという)。賃金・価格が伸縮的であり,市場の調整が速やかであるならば,労働市場はつねに均衡し完全雇用が実現されている。…

【雇用政策】より

…資本設備,技術水準に変化がない短期において,財の市場が競争的であり,物価水準が貨幣数量説によって所与であることを前提にして,企業は利潤の極大を求め,家計は労働の供給による効用と労働に伴う負効用の差の極大を求めるように行動するとすると,労働需要曲線は収穫逓減のために,右下がりになり,労働供給曲線は労働の限界負効用逓増のために右上がりになり,両者の均衡点で実質賃金と雇用量が決定され,この場合資本設備の完全操業と労働の完全雇用の状態になる。このような均衡状態のもとでは,原則として現行の賃金で職を求めても得られない非自発的失業は発生しない。失業が発生するのは労働市場の不完全性のために発生する失業か資本設備や技術の変化によって均衡条件が変化する場合,これに適応する過程で発生する失業だけである。…

【雇用理論】より

…第2は,たえず変化する状況のもとでは求人と求職がうまく出会わず,そのためにおこる失業で,摩擦的失業とよばれる。第3は,提供される条件で働きたいが求人が限られているために生じる失業で,非自発的失業とよばれる。最近では,失業保険給付や低所得層への課税の結果,人々の労働意欲が低下し,離転職率が高まったため,第1ないしは第2のタイプの失業もアメリカなどでは重要な経済問題となってきている。…

【失業】より

…一つは有効需要が不足しているために発生した失業で,ケインズ型失業あるいは有効需要不足型失業とも呼ばれている。これはケインズのいう〈非自発的失業〉とほぼ一致するもので,景気の下降局面において,総需要,すなわち個人消費,投資需要,輸出などが減退するために生産が下落し,労働の超過供給(失業)が発生するのである。 もう一つは,摩擦的失業,構造的失業と呼ばれるタイプである。…

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