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賃金水準 ちんぎんすいじゅんwage level

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

賃金水準
ちんぎんすいじゅん
wage level

一つの国,産業,企業,事業所あるいは地域における賃金の支払総額を,その単位に所属する総労働者数で割ったもの。特定のカテゴリーに属する労働者の平均賃金額を示す。たとえば一国の賃金水準は,その国の生活水準を示しうる。また大企業と中小企業の賃金水準の差が多くの労働者を大企業に引き付ける原因となる。あるいは職種間の平均賃金水準の差が職種間の労働移動をもたらす。さらに賃金水準の上昇に伴う費用を価格に転化したとすれば,インフレーションを引き起こすことにもなる。

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デジタル大辞泉の解説

ちんぎん‐すいじゅん【賃金水準】

賃金の平均的高さ。国・産業・企業・職種別などに表される。

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人材マネジメント用語集の解説

賃金水準

・Wage Level
・労働者に支払われる賃金の金額の水準のことを指す。国や企業、年齢などによる水準を算出する際には、通常、平均値で示される。
・各企業が自社での賃金を決める際に、同業他社や世の中一般の水準を参考にする場合などに活用される。
・賃金水準に比較にあたっては、名目賃金/実質賃金、手取り/税込み、職種、役職などの比較する範囲を統一する必要がある。

出典|(株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ちんぎんすいじゅん【賃金水準】

通常,経済理論では労働力はすべて等質であり,労働市場では競争がすみずみにまで行きわたっていて,その結果として唯一の賃金水準が成立するものと考えている。しかし,現実の世界ではホワイトカラーもあればブルーカラーもあり,ベテランもいれば新入社員もいるというように労働力の銘柄・等級はまことに多種多様であり,労働市場での競争も十分に貫徹しているわけではないから,高低さまざまの賃金が並び行われている。そこで,この高低さまざまの賃金の平均値をもって賃金水準を代表させることになる。

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大辞林 第三版の解説

ちんぎんすいじゅん【賃金水準】

特定の産業・職業・地域などの労働者が受け取る平均的賃金。

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