

(あま)るなり」とし、余分の利益を生ずる意とする。〔左伝、襄十四年〕「
(ああ)、伯舅に是れ
(よ)る」は依附する意。〔孟子、告子上〕「富
には子弟に
多し」の〔注〕に「善なり」という。頼の字形に即していえば、剌は光烈の意であるから、もと天より受ける恩恵をいう語で、賚(らい)と声義が近い。
タノム・ヨル・トル・タヨリ・カウブル・ミタマノフユ・ココロヨシ・サイハヒ・タノシ
声として籟・獺・
(瀬)・嬾など六字を収める。
の声義を存するものはなく、
はおそらく水の流れる擬声語。嬾はまた
と通用することがある。
latは賚・
l
、
(類)liu
tと声義近く、賚は神よりの恩恵としてたまうもの。
は労来、報償の意がある。
も天より与えられる善事をいい、〔詩、大雅、既酔〕「孝子匱(とぼ)しからず 永く爾(なんぢ)に
を錫(たま)ふ」は、次章の「永く祚胤(そいん)を錫ふ」と同じ意。字はまた嬾lanと通じ、その意に用いることがある。恩賚に安んずることをいう。
▶・頼利▶
頼・聊頼・寥頼出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...