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頼春水 らい しゅんすい

デジタル大辞泉の解説

らい‐しゅんすい【頼春水】

[1746~1816]江戸後期の儒学者。安芸(あき)の人。山陽の父。杏坪の兄。通称、弥太郎。大坂で儒学を学び、のち広島藩儒官となった。著「芸備孝義伝」など。

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百科事典マイペディアの解説

頼春水【らいしゅんすい】

江戸中・後期の朱子学者。名は惟寛(ただひろ),のち惟完,字は千秋(せんしゅう),通称は弥太郎。安芸(あき)の人。1766年大坂に上り,片山北海趙陶斎(ちょうとうさい)に学ぶ。
→関連項目尾藤二洲

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

頼春水 らい-しゅんすい

1746-1816 江戸時代中期-後期の儒者。
延享3年6月30日生まれ。妻は頼静子頼山陽の父。片山北海の漢詩結社混沌社で名をあげ,大坂に私塾青山社をひらく。天明元年(1781)安芸(あき)広島藩の儒官となり,学問所の教育を朱子学に統一。江戸勤務中に昌平黌(しょうへいこう)の講師をつとめる。弟の頼杏坪(きょうへい)と「芸備孝義伝」を編集。文化13年2月19日死去。71歳。安芸出身。名は惟寛(ただひろ),惟完。字(あざな)は千秋,伯栗。通称は弥太郎。別号に霞崖,拙巣,和亭。

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世界大百科事典 第2版の解説

らいしゅんすい【頼春水】

1746‐1816(延享3‐文化13)
江戸後期の儒者,漢詩人。山陽の父。名は惟寛,字は千秋,通称は弥太郎。安芸の人。1766年(明和3)大坂に上り,片山北海の漢詩結社混沌(こんとん)社の一員として活動した。81年(天明1)広島藩に儒官として召し抱えられ,広島にもどった。儒学は朱子学を奉じ,後に幕府儒官の柴野栗山や尾藤二洲などが寛政異学の禁を推進したときは,青年時から彼らと知合いだった春水も大いに協力した。その詩文は《春水遺稿》にまとめられている。

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大辞林 第三版の解説

らいしゅんすい【頼春水】

1746~1816) 江戸後期の儒学者。安芸あきの人。山陽の父。広島藩儒。のち江戸藩邸に出仕、昌平黌の講席に上がる。妻の静子(梅颸ばいし)も和歌や書で有名。著「学統弁」「芸備孝義伝」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

頼春水
らいしゅんすい

[生]延享3(1746).3. 安芸
[没]文化13(1816).2.18. 広島
江戸時代中期の儒者。安芸,竹原の豪商の出。大坂で片山北海に学び,大坂江戸堀に塾を設けた。のち広島藩儒員となり,士族となって禄 300石となった。尾藤二洲とは姻戚で,山陽は息子。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

頼春水
らいしゅんすい
(1746―1816)

江戸後期の儒者。安芸(あき)(広島県)の人。名は惟寛(ただひろ)、字(あざな)は千秋(せんしゅう)、通称は弥太郎、号を春水という。山陽の父、杏坪(きょうへい)の兄にあたる。大坂に出て片山北海(1723―1790)に学び、北海の主宰した混沌(こんとん)社(詩社)に加わって頭角を現し、家塾を開いたが、のち広島藩の儒官となった。厳格な朱子学者で、藩学を朱子学に統一して寛政(かんせい)異学の禁(1790)の先駆けとなり、昌平黌(しょうへいこう)の講師にもなった。江戸出仕中、松平定信(まつだいらさだのぶ)の知遇を得た。著書に『春水遺稿』(1828)などがある。[石毛 忠]

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367日誕生日大事典の解説

頼春水 (らいしゅんすい)

生年月日:1746年6月30日
江戸時代中期;後期の安芸広島藩儒
1816年没

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世界大百科事典内の頼春水の言及

【頼山陽】より

…別号三十六峰外史。朱子学者頼春水の長男として大坂に生まれ,1781年(天明1)春水の広島藩儒登用後,しばらくして広島に移居。叔父杏坪(きようへい)の指導で素読を始め,9歳で学問所に入学,早くより詩文に才をあらわした。…

※「頼春水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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