デジタル大辞泉
「額紫陽花」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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がく‐あじさい‥あぢさゐ【額紫陽花】
- 〘 名詞 〙 ユキノシタ科の落葉低木。関東南部、伊豆半島、伊豆七島の海岸近くに野生し、観賞のため植栽されることも多い。茎は根元から叢生し、高さ二メートルに達する。葉は対生。深緑色で厚く光沢があり、先端のとがった楕円形で柄がある。夏、枝先に装飾花に囲まれて碧紫色の小さな五弁花をやや密に多数つける。装飾花は直径約四センチメートルの方形で青紫色または白みのある紫色。がくばな。がく。がくのはな。《 季語・夏 》
- [初出の実例]「色うすきがくあぢさゐの花咲けり一叢竹のなびく傍」(出典:庭苔(1926)〈岡麓〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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額紫陽花 (ガクアジサイ)
学名:Hydrangea macrophylla
植物。ユキノシタ科の落葉低木
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の額紫陽花の言及
【アジサイ】より
…種子はほとんどできない。
[園芸種と歴史]
アジサイは日本で育成された園芸品であり,太平洋側の海岸近くに自生するガクアジサイがその原種であるとされる。アジサイは鎌倉時代に園芸化され,江戸時代にはごく一般的な庭園植物となっていた。…
※「額紫陽花」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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