顎を出す(読み)アゴヲダス

デジタル大辞泉 「顎を出す」の意味・読み・例文・類語

あご・す

ひどく疲れて、足が動かず、あごだけが前に出る。疲れ切ってどうにもならない状態をたとえていう。
[類語]ばてるくたばるへたばるへばるへこたれる伸びる精も根も尽き果てるグロッキーくたっとぐたっとくたくたぐたぐたぐだぐだぐったりうんうんふうふうへとへと奄奄えんえんよれよれげんなり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顎を出す」の意味・読み・例文・類語

あご【顎】 を 出(だ)

  1. ( 長い間歩いて疲れると、腰がひけて顎が出る格好になるところから ) 弱り果てる。疲れ切る。転じて、自分の手に負えないで困る。
    1. [初出の実例]「猿廻し内へ戻てあごを出し」(出典:雑俳・柳多留‐初(1765))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android