ある集合Sを,部分集合の直和,にわけることを類別という。各Sμはこの類別の類であるという。Sの2元a,bについて,a,bが同じ類Sμの元であるとき,a~bで表せば,(1)任意a∈Sについて,a~a(反射律),(2)a~bならばb~a(対称律),(3)a~b,b~cならばa~c(推移律)が成立する。この条件(1),(2),(3)をみたす関係を同値関係といい,a~bのときaとbは同値であるという。上と逆に集合Sに同値関係が与えられれば,同値なものが同じ類に入るようにして,Sは類別される。これをSの同値関係~による類別といい,各類を同値類という。このように類別と同値関係は本質的に同じものである。
執筆者:丸山 正樹
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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