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飢餓輸出 キガユシュツ

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デジタル大辞泉の解説

きが‐ゆしゅつ【飢餓輸出】

外貨を獲得するために、国内の消費を切りつめて輸入を抑制する一方、国民の生活必要物資までも輸出すること。

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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栄養・生化学辞典の解説

飢餓輸出

 国民の必要栄養素を確保できない水準まで食料を輸出すること.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

きがゆしゅつ【飢餓輸出】

外貨獲得のため、国民の生活必要物資までも輸出すること。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

飢餓輸出
きがゆしゅつ
hunger export

国際収支の赤字を是正し、必需物資の輸入に必要な外貨を獲得するために、国民生活を犠牲にして輸出を強行することをいう。外貨の蓄積が不十分だと、生産活動に必要な原材料など一国の経済に不可欠な物資を輸入することができず、十分な経済成長も望めない。そこで外貨を獲得するために国内の消費を強制的に抑制し、ある場合には生活必需品でも輸出に回したり、あるいは輸出品の生産コストを削減するために低賃金・長時間労働を強いることで、輸出の増加を図ろうとする。これは外国からソーシャル・ダンピングであるとの批判を招きやすいが、第二次世界大戦前後の日本や、大戦で国内経済を破壊されたヨーロッパ諸国の復興期などには、多少なりともこのような傾向がみられた。現在でも、有力な輸出品をもたない発展途上国は、低い生活水準をいっそう圧迫することで輸出の増加を図らざるをえない状況にある。しかし、こうした状態が長く続くと、経済的にはインフレーションを引き起こすおそれがあり、政治的にも社会的にも不安定な状態に陥りやすい。[秋山憲治]

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