栃木県日光市(にっこうし)の北部、鬼怒川上流の河谷沿いにある温泉。元禄(げんろく)年間(1688~1704)に発見されたといわれ、日光神領であったため一般の入湯が禁じられたこともあった。大正時代までは「滝ノ湯」または「下滝温泉」とよばれ、湯治場として利用された。昭和になって鬼怒川温泉と改名、東武鉄道鬼怒川線の東京、浅草直結とともに、東京の週末行楽地として急速に発展した。高層(7、8階)の旅館も多く、これらが鬼怒川の峡谷を挟んで両岸の岩壁にびっしりと建ち並んでいる。浅草から東武特急で約2時間。乗用車でも東北自動車道と日光宇都宮道路経由が便利で、日光観光と鬼怒川宿泊が観光ルートの一つとなっている。泉質は単純温泉。ロープウェーが通じる丸山山頂には、展望台、おさるの山、温泉神社がある。付近には龍王峡(りゅうおうきょう)、鶏頂(けいちょう)山や、テーマパークの東武ワールドスクウェア、ウェスタン村、日光江戸村などの観光地もあり、鬼怒川ライン下りも楽しめる。
[村上雅康]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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