

に作り、鬼(き)+彡(さん)。彡は長毛。長毛の鬼をいう。〔説文〕九上に「老物の
なり」(段注本)とし、彡を鬼毛とする。また魅のほか、古文・籀文(ちゆうぶん)の異体二文を録する。その両字は祟(すい)に似た形で象形。〔左伝、文十八年、服虔注〕に「魅は人面獸身にして四足あり。好んで人を惑はす。山林異氣の生ずる
、以て人の
を爲す」とあり、〔楚辞、九歌〕中の〔山鬼〕の類であろう。老物の精としては、猿・
・鶏などのほか、虫・魚の類にも、蠱媚(こび)をなす異類の話が多く、〔太平御覧〕などに収録されている。〔説文〕十上にも「
は鬼の乘る
なり」という。
立〕魅 スダマ・ミヅハ・イヘノカミ・クルホス
▶・魅力▶・魅惑▶
魅・山魅・邪魅・衆魅・水魅・精魅・魑魅・諂魅・病魅・物魅・魔魅・魍魅・木魅・野魅・妖魅出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...