鶴巻温泉(読み)つるまきおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鶴巻温泉」の意味・わかりやすい解説

鶴巻温泉
つるまきおんせん

神奈川県秦野市(はだの)の東部にある温泉。開湯は1889年(明治22)で丹沢山麓(たんざわさんろく)では比較的早く、東京、横浜、湘南(しょうなん)方面に近いので、週末の気軽な旅行によく利用される。泉質塩化物泉。カルシウム含有量が多いことで有名。猪鍋(いのししなべ)と山菜名物。付近の大ケヤキは県指定天然記念物。弘法(こうぼう)山を越えて大秦野(おおはたの)駅へ出るハイキングコースは、伊豆・三浦両半島、伊豆大島を展望するのによい。小田急電鉄鶴巻温泉駅下車。

[浅香幸雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鶴巻温泉」の意味・わかりやすい解説

鶴巻温泉
つるまきおんせん

神奈川県西部,秦野市の東部にある温泉。泉質は食塩泉。カルシウム含有量が多い。泉温 37℃。リウマチ婦人病効能がある。小田急電鉄小田原線と国道 246号線が通り,東京から近いために週末の利用者が多い。

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デジタル大辞泉プラス 「鶴巻温泉」の解説

鶴巻温泉

神奈川県秦野市東部にある温泉。カルシウム含有量は日本有数。将棋囲碁タイトル戦が多く行われる旅館「元湯・陣屋」がある。

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