デジタル大辞泉 「鼻柱」の意味・読み・例文・類語 はな‐ばしら【鼻柱】 1 鼻の左右の穴を隔てている部分。鼻中隔。2 鼻を隆起させている軟骨。また、鼻の隆起。鼻梁びりょう。鼻筋。3 「はなっぱしら」に同じ。「鼻柱を折る」[類語]鼻筋・鼻梁 び‐ちゅう【鼻柱】 「はなばしら」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鼻柱」の意味・読み・例文・類語 はな‐ばしら【鼻柱・鼻梁】 〘 名詞 〙① 鼻の左右の穴を隔てている中央の肉。鼻の障子。② 鼻を盛りあがらせている骨。また、鼻筋。はなみね。〔十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「私の鼻柱(ハナバシラ)を、遊女の如く売物には致さず」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)四)③ 相手と張り合って負けまいとする気持。また、自分の才能などを自慢するような様子。鼻端。[初出の実例]「世上の自慢の鼻梁(ハナバシラ)をグハンといふほど見しらせ給へ」(出典:洒落本・雑文穿袋(1779)跋) はなっ‐ぱしら【鼻柱】 〘 名詞 〙 「はなばしら(鼻柱)」の変化した語。[初出の実例]「先でなけなしの鼻ッぱしらを捻られたもんだから」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)二) び‐ちゅう【鼻柱】 〘 名詞 〙 =はなばしら(鼻柱) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例