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BRICs ぶりっくす

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ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

BRICs

有力新興国とされるブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をとった言葉。2003年秋にアメリカ証券会社ゴールドマン・サックス社が、投資家向けリポートの中で用いて以来、マスコミなどで取り上げられるようになった。このリポートでは、今のまま経済が発展した場合、2039年にはBRICs4カ国のGDP国内総生産)の合計が、米日独仏英伊6カ国のGDP合計を抜き、2050年にはGDPの国別順位が、中国、アメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシアの順になると予想している。 また、BRICs4カ国で、全世界の3割の国土面積と4割の人口を占めており、うち中国とロシアは国連安全保障理事会常任理事国で、インドを加えた3カ国は核保有国。今後、BRICsの経済発展に伴い、アメリカ中心のパワーバランスが多極的に分散されてくる可能性も指摘されている。 また、最後を「s」を南アフリカ(South Africa) と拡大解釈する見方もある。

出典|ナビゲート
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知恵蔵2015の解説

BRICs

ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をつなげた造語。4カ国は合計で世界人口の4割、国土面積の3割を占め、近年、急激な経済成長をとげている。2003年に米証券会社ゴールドマン・サックスがレポートで、急成長する「新興市場」という観点からこの語を用いて「2039年にはBRICsの経済規模は米日独仏英伊の合計を抜く」と予測し、広く使われるようになった。もちろん4カ国にはそれぞれ構造的な問題があり、成長が単線的に持続するのか、予断を許さないが、BRICsの重要性は次の点にある。(1)長らく米欧日が主導してきた国際経済政策は、BRICs抜きでは機能しなくなり、G7サミットはロシアを加えG8となったのに加え、G8は、ここ数年BRICsおよび南アフリカ、メキシコなどを招き、協調によって政策の実効性を確保しようとしている。(2)BRICsは国際政治面でも影響力を増しており、ブラジルは南米で、インドは南アジアで、ロシアはユーラシアで、中国は東アジアで、それぞれ地域大国として重きをなし、欧米の優位、特に米国の一極支配からの自立性を高めようとしている。そこには多国間協調の必要が増すというプラス面があるが、他方、例えばパキスタンが地域大国インドに対抗して核兵器を開発するなど、核拡散、テロリストへの近代兵器や大量破壊兵器の拡散というマイナス面がある。(3)BRICsは4カ国に限らず1つの世界的潮流を示す点でも重要である。それは、米国の一極支配が行き詰まり、国際政治が多元化する傾向の代表例だからである。BRICs4カ国が構成する国際組織はないが、ロ中が基軸の上海協力機構にインドなどがオブザーバー参加するなど、BRICs相互間で連携を強め、米国を牽制する動きも模索されている。また南米でも、ベネズエラなどが自立的地域協力を追求している。(4)BRICsの経済的台頭は、米欧日に限らず、世界の飛躍的に多くの人々が豊かさを享受する時代の到来を示す。だが他方で、資源と環境面での制約は一層厳しくなる。例えば中国とインドのエネルギー需要が急増し、原油価格高騰の一因となっている。以上のようにBRICsは米欧日の先進国中心の世界経済秩序の多極化・多元化傾向と、地球的問題の拡散・深刻化という、世界的潮流を示している。

(遠藤誠治 成蹊大学教授 / 坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2008年)

BRICs

中国と、それに続いて成長軌道に乗った新興諸国を一括した呼称。ブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)の頭文字を並べた新語で、米証券会社のゴールドマン・サックス社が2003年10月に投資家向けのリポートに使ったことから広まったといわれている。その点では、「新興市場」という言葉の起源と類似している。同リポートでは、この4カ国は02年の名目GDPを合計しても、米国の4分の1に過ぎないが、39年までに先進6カ国(米、日、独、仏、英、伊)の合計を上回るとした。インドはIT技術の強みを生かし、米企業からの業務委託を伸ばしてきた。ロシアは経済の好調を背景に、中国に続いてWTO加盟を目指している。しかし中国については、経済過熱からバブルの発生を指摘する声も少なからずあり、北京オリンピック、上海の万国博が終わった後に、安定成長に移行するかどうかは予断を許さない。また、インドでは、中国と同じように、経済成長から取り残された階層への対処が課題となっている。ロシアやブラジルは、アジア通貨危機の直後に、対外債務の累積から通貨金融危機を経験したことがあり、楽観論に対して警戒論もある。

(石見徹 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

BRICs

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国。経済規模は、世界全体の約2割を占め、2050年までには米国や日本、ドイツなど先進7カ国(G7)をしのぐとの見方もある。5カ国内の貿易総額は約3100億ドル。世界人口の約4割が集中していることから、巨大な消費市場としても注目されている。

(2013-03-24 朝日新聞 朝刊 2総合)

BRICS

高い経済成長率を誇ったブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国の英語の頭文字を並べた名称。米金融大手ゴールドマン・サックスが南アを除く4カ国を2000年代初頭に「BRICs」と名付けた後、南アが加わり、小文字の「s」が大文字に変わった。09年以降、毎年首脳会議を開催。新興国の発言権を増すため、欧米中心の国際金融システム見直しなどを求めてきた。

(2014-07-17 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ブリックス【BRICS】[Brazil, Russia, India, China, South Africa]

《Brazil, Russia, India, China, South Africaの頭文字から》地下資源に恵まれ、経済発展の著しいブラジルロシア連邦インド中国南アフリカ共和国の5か国。
[補説]2001年に米投資銀行のレポートで使われて広まった。当初は「BRICs」として南アフリカを含まぬ4か国を指したが、のちにSを大文字にして5か国を指すようになった。

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百科事典マイペディアの解説

BRICs【ブリックス】

経済発展が目覚ましいブラジル,ロシア,インド,中国の新興国。これら4カ国の頭文字を並べた造語で,米国の証券会社ゴールドマン・サックス社が2003年10月に発表した投資家向けレポートで使用したのが最初。

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投資信託の用語集の解説

BRICs


今後、成長が見込まれる、ブラジル、ロシア、インド、中国、の頭文字を合わせた総称。
これらの国々の株式や債券などに投資するBRICsファンドなどがある。

出典|(社)投資信託協会
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