デジタル大辞泉
「CCC」の意味・読み・例文・類語
シー‐シー‐シー【CCC】[Commodity Credit Corporation]
《Commodity Credit Corporation》米国の農産物信用公社。農産物の価格安定政策を行う。1933年ニューディール政策の中で設立された政府機関。1948年、農務省内の公社に再編。
シー‐シー‐シー【CCC】[Customs Co-operation Council]
シー‐シー‐シー【CCC】[China Compulsory Certification]
《China Compulsory Certification》⇒中国強制認証制度
シー‐シー‐シー【CCC】[command, control, communications]
《command, control, communications》現代の軍事力を効果的に運用するために必要な指揮、統制、通信の3機能。情報のI(information)を加えてもいう。
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CCC (シーシーシー)
正称はCommodity Credit Corporation。商品信用会社ないし商品金融会社と訳される。1929年10月のニューヨーク株式市場の暴落に端を発する大恐慌で,農産物価格が下落したさい,それを下支えする目的で,アメリカ政府により33年に設立された。全額政府出資。設立後2年で解散の予定であったが,解散されることなく今日に至っている。現在のCCCの目的は,(1)農業収入・農産物価格を維持・下支えすること,(2)農産物のバランスのとれた,かつ十分な供給を維持すること,(3)農産物の秩序ある流通を助けること,以上のことを企図した種々の計画を指導,実施することである。
執筆者:黒田 満
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報