EC(読み)イーシー(英語表記)EC

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デジタル大辞泉 「EC」の意味・読み・例文・類語

イー‐シー【EC】[European Community]

European Community》欧州共同体ヨーロッパ共同体EEC(欧州経済共同体)・ECSC欧州石炭鉄鋼共同体)・ユーラトム(欧州原子力共同体)の各機関の統合体。1967年、フランス・西ドイツ・イタリア・ベルギーオランダルクセンブルクの6か国によって成立。その後、1973年にイギリスアイルランドデンマーク、1981年にギリシャ、1986年にスペインポルトガル加盟。経済統合を経て政治統合をもめざし、1993年11月、マーストリヒト条約欧州連合条約)の発効によりEU(欧州連合)に発展。→イー‐ユー(EU)

イー‐シー【EC】[EuroCity]

EuroCity》ユーロシティー。ヨーロッパの主要都市を結ぶ国際特急列車。TEEの後を受け1987年発足

イー‐シー【EC】[emergency contraception]

emergency contraception》⇒緊急避妊

イー‐シー【EC】[electronic commerce]

electronic commerce》⇒電子商取引

イー‐シー【EC】[European Commission]

European Commission》⇒欧州委員会

イー‐シー【EC】[electrochromic]

electrochromic》⇒エレクトロクロミック

イー‐シー【EC】[engineering constructor]

engineering constructor》企画・計画、資金調達、設計、機材調達、完成後のメンテナンスまで含む建設業務の総合的な担い手

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精選版 日本国語大辞典 「EC」の意味・読み・例文・類語

イー‐シー【EC】

  1. ( [英語] European Community の略 ) =ヨーロッパきょうどうたい(━共同体)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「EC」の意味・わかりやすい解説

EC(European Community)
いーしー

ヨーロッパ連合(EU)の前身となった地域統合体「ヨーロッパ共同体」European Communityの略称

[編集部]


EC(electronic commerce)
いーしー

電子商取引

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「EC」の解説

EC

電子商取引。インターネットなどのネットワークを利用して、電子的に契約決済といった商取引をすること。企業間での取引はもとより、インターネット環境の劇的な変化により、近年ではWeb上にしか店をもたないオンラインショップのような企業と個人、また個人と個人の間でのECも活発化している。大きく3つに分類され、企業同士の取引を「B to B」(Business to Business)、企業・消費者間の取引を「B to C」(Business to Consumer)、消費者同士の取引を「C to C」(Consumer to Consumer)と呼ぶ。

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旺文社日本史事典 三訂版 「EC」の解説

EC
イーシー

European Communities(ヨーロッパ共同体)の略称で,ヨーロッパ経済共同体(EEC),ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC),ヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)の3機関を統合した上部機関
1967年,フランス・西ドイツ・イタリア・ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの6カ国で発足。本部はブリュッセル。'73年にイギリス・アイルランド・デンマーク,'81年ギリシア,'86年スペイン・ポルトガルが加盟,'93年初めに市場統合が実現し,巨大な経済圏が成立した。'93年EU(ヨーロッパ連合)に改組。

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パソコンで困ったときに開く本 「EC」の解説

EC

「電子商取引」のことで、最も身近な例はオンライン・ショッピングです。広い意味では、インターネットなどを使い、製品の販売や決済、出荷などを行うことはすべてECに含まれます。
⇨オンライン・ショッピング

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「EC」の意味・わかりやすい解説

EC (イーシー)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

IT用語がわかる辞典 「EC」の解説

イーシー【EC】

電子商取引。◇「electronic commerce」の頭文字から。⇒電子商取引

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百科事典マイペディア 「EC」の意味・わかりやすい解説

EC【イーシー】

ヨーロッパ共同体

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「EC」の解説

EC(イーシー)

ヨーロッパ共同体(EC)

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「EC」の解説

EC
イーシー

ヨーロッパ共同体

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「EC」の意味・わかりやすい解説

EC
イーシー

「ヨーロッパ共同体」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のECの言及

【ヨーロッパ連合】より

…1992年2月7日に調印されたヨーロッパ連合条約(別称マーストリヒト条約)によって誕生したヨーロッパの地域統合機構。ヨーロッパ共同体(EC),共通外交安全保障政策(CFSP),司法・内務協力(CJHA)の三つの柱からなる。EUと略称し,欧州連合ともいう。…

【ヨーロッパ連合】より

…1992年2月7日に調印されたヨーロッパ連合条約(別称マーストリヒト条約)によって誕生したヨーロッパの地域統合機構。ヨーロッパ共同体(EC),共通外交安全保障政策(CFSP),司法・内務協力(CJHA)の三つの柱からなる。EUと略称し,欧州連合ともいう。…

【電子マネー】より

…また,電子切手(e-stamp)は世界のインターネット郵便局の担い手になろうとしている。電子商取引をEC(Electronic Commerce)あるいはCALS(Commerce At Light Speed)ということがある。CALSはまた,Computer-Aided Logistics Supportと解釈すると,ネットワークを用いた資材調達・製造を意味する。…

※「EC」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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